3年の歳月を経て、遂にカラーパラパラ漫画の対応が可能になりました!今回はカラーパラパラ漫画の紹介と出来るまでの道のりを簡単に振り返ろうと思います。

カラーパラパラ漫画とは?

パラパラ漫画は黒やグレー系の色で作られることが多いですが、今回新しくリリースしたパラパラ漫画は、デジタル手法によってカラフルに仕上げたアニメーションです。ただ、輪郭線を描く工程では従来通り紙に一枚一枚描いているので、アナログとデジタルの融合作品である、というのが正確な表現かもしれません。

カラーパラパラ漫画の特徴

一番大きな特徴として挙げられるのは、「高い視認性」です。白黒の映像か、カラフルな映像か、どちらが見易さを感じるかというと大半の人がカラフルと答えるでしょう。高い視認性が必要となる広告や宣伝、説明動画などの用途で需要のあるアニメーションとなることが予想されます。

3年かけてカラーパラパラ漫画を商品化

パラパラ漫画のカラー化は、アニメーション制作事業を開始するよりも前からチャレンジしていたのですが、何度も失敗し、半分諦めかけていました…。一枚のスライドに時間がかかり過ぎたり、パラパラ漫画で重要な要素である「温かさ」が表現できなかったり、とにかく失敗を重ねました。しかし、事業開始して2年経つと、制作の経験値も上がり、「温かさ」と「見易さ」を両立できるバランスを発見することで、遂にカラー版パラパラ漫画の実用化が可能となったのです!諦めなくて良かったと、今つくづく実感しています…。

カラーパラパラ漫画の展望

実は以前から「カラーパラパラ漫画は作れないか?」というお客様の声があったので、一定の需要はあると考えていますが、現在進行している「映画プロジェクト」のように、私自身が予想もしていなかったアニメーションの使い道が現れるかもしれません。今後の訪れるチャンスを逃さない為にも、アニメーション制作の経験値をどんどん上げて、新しいステップへ進んでいきたいと思います。