以前紹介したパラパラ漫画連載プロジェクトにてお世話になっている株式会社ctow様の起業ヒストリーをパラパラ漫画で制作させいただきましたので、記事にまとめました。今回は初めて完全デジタル製法で横型動画(アスペクト比16:9)の制作となってので、デジタルでの制作工程で感じたこと等も記していこうと思います。

ドキュメンタリー社長メディア「社長の名は」を運営している株式会社ctow 代表者様の起業ヒストリーのパラパラ漫画です。テレビ局に勤めていた際に「組織の中で新しいことにチャレンジすることの難しさ」を経験し、「失敗を肯定できる世の中にしたい!」という熱い思いから勤めていた会社を退職し、社長メディア制作に取り組んだ代表者の方の情熱が込められた内容となっています。

現在「社長の名は」はTikTokにおいてフォロワー5.6万人、いいね54万、累計1100万回の大人気アカウントとなっています。様々な業界で活躍する社長の創業エピソード、壮絶な過去などが視聴できる興味深い内容のコンテンツとなっているので、是非ご覧下さい。

デジタルで線画が描けるようになったことで、制作スピードが向上しました。制作スピードが上がったということは「原稿を多く描ける」ということなので、動きの滑らかさがアップしました。ソフトにある「複製」や「取り消し」は基本的な機能ではありますが、アナログ時代から考えると非常に便利だなと感じました。今回の作品はキャラクターや物、シーンチェンジなど動きが多い作品に仕上がっており、早速デジタルの恩恵が反映されています。

線画や着色のパターンがたくさんあるのがデジタルの魅力の一つです。今作は最もオーソドックスなタッチで仕上げましたが、今後は様々なパターンを使用し、従来のアナログでは出せなかったタッチ・世界観が表現できたらいいな、と思っています。次作はどんなパラパラ漫画になるか、楽しみにしていてください。

パラパラ漫画制作所では、ビジネスで使用できるパラパラ漫画動画の制作のご依頼を受け付けています。紙に描くアナログからデジタルまで幅広い製法で制作を行っています。