パラパラ漫画は、【一般向け】と【企業向け】の2つの種類に分けられます。一般向けであれば、『サプライズ・結婚式向け』などが挙げられ、企業向けであれば、『商品PR・ 広告動画・社内イベント・事業PR ・ 営業用資料・プレゼン映像 ・企業理念・採用動画』などビジネスの場面で広く活用されています。

一枚一枚絵を描いて一つのアニメーション動画を作るため、非常に手間がかかる分、「人を感動させる力」や「人の心を掴む力」は非常に高いと言えます。CMやミュージックビデオで大活躍している芸人の鉄拳さんの動画は”泣ける”と有名ですよね?

しかし、パラパラ漫画の制作費は、こちらの記事(アニメ制作の相場)にもあるように、安いものではありません。お客様の希望ヒアリング、絵コンテ(ストーリー設計)、原稿作成、動画編集と作成工程が多いので、運営側としては妥当な値段とも言えます。ただ、コストを抑えたパラパラ漫画制作を望む方には手が出せないこともあると思います。

そこで今回は『パラパラ漫画の制作費を安くする方法』と私自身が行う『制作費削減の取り組み』について紹介していこうと思います。依頼する相手や業者によって、安くなるかどうかは変わってくると思いますが、制作側の立場として、有効だと考える方法を紹介していきます。

ココナラを利用する

ココナラとは、個人のスキルを売り買い出来るスキルマーケットです。200種類以上のカテゴリからサービスが選べます。プロではない方も多数在籍しており、それに伴って制作費の料金も安い傾向にあります。パラパラ漫画制作も数は少ないですが、制作を受け付けている作家さんがいます。料金及び作家さんのクオリティは事前にサンプル動画で確認可能なため、安心して購入できます。

【WEBサイト→https://coconala.com/

方法②:絵コンテを自分で用意する

「費用を抑える」ということは、制作を頼む相手の仕事を減らすことと基本的には同じであると言えます。制作をお願いする側として、やれることとして一番大きなものが『絵コンテ』を用意して、理想のストーリーを伝えることです。理想のストーリーを決める工程は必ず存在するため、その工程にかかる仕事を減らすことで制作費削減につなげる方法です。

制作する側の人は、依頼主の頭の中を覗くことが出来ません。(当然のことですが…)
制作する側のイメージと依頼主が持つイメージを一致させるのは、難しい作業であり、仕上がりに直結する最も重要なことです。この作業をスムーズにする手段が、依頼主による『絵コンテ持ち込み』です。

私のこれまでの経験をたどると、絵コンテ持ち込み有りで依頼が来た場合は、非常にスムーズに制作が開始できたケースが多いです。イメージと近い完成品、制作時間短縮に繋がり、メリットが沢山あります。糸人間のような簡単な描写でも構わないので、絵コンテを持ち込み、制作費が安くなるか交渉してみましょう!

方法③:コマ数を変えられるか交渉してみる

パラパラ漫画において、コマ数(1秒あたりの原稿枚数)は、制作費や作品の仕上がりに大きく影響を与えます。コマ数を増やせば、滑らかなアニメーションになり、完成度はより高くなりますが、当然、制作費も高くなります。必要以上のコマ数を減らした、パラパラ漫画をつくれるかどうか、確認してみると良いでしょう。コマ数が減れば、制作時間も減るので、制作費を安くできるかもしれません。

方法④:パラパラ漫画が必要なパートを見極める

一つの動画を作りたい時、動画の全部をパラパラ漫画にしたいのか、一部をパラパラ漫画にしたいのか事前に考え、必要な部分だけ依頼することで、制作費を抑えられるかもしれません。例えば、オープニングやエンディングの表示は自分で用意できそうだ、という場合はメインの部分だけ依頼するという感じです。この場合は自分で足りない素材を用意し、編集する力が必要になりますが、今の時代は、録画ツール・無料編集ソフトなどが簡単に手に入る時代なので、この方法が使えるチャンスは多いと思います。

方法⑤:BGMを自分で用意し、挿入する

BGMの用意と挿入を自分でやる、これもひとつ前の項目と似ていますが、BGM挿入など比較的簡単な編集は自分で出来る、という人におススメの方法です。依頼主と制作者では感性が異なるため、作品にマッチすると感じるBGMも異なることがあるからです。それならば無音でパラパラ漫画を制作してもらい、後は自分で音楽を挿入して完成させれば、BGM挿入分の値段が安くできるかもしれません

以上がパラパラ漫画を安く制作したい時に使える方法でした。基本的には制作工程の一部を自分でやる、ということですが、全てプロに任せた方が完成度が高いのは言うまでもありません。

ストーリーに関して言えば、よりドラマチックに、より正確にメッセージを届けることが出来るので、予算よりも”質”を重視したい時は「全てプロにおまかせ!」を推奨します。

もしビジネスで使用するパラパラ漫画であれば、ストーリーは売り上げに直結する重要な要素なので、自信を持ってメディア発信したい、という方はプロにお任せしましょう!

パラパラ漫画の制作費削減のための工夫

ここからは、私が行っている『パラパラ漫画の制作費削減のための工夫』について記していきます。

工夫①:人件費が最小で済むから

パラパラ漫画制作を個人で行っている人は少なく、基本的には会社で運営している場合がほとんどです。組織で運営するとなると、当然体制を維持するための人件費、設備費がかかり、その分を売上から充当しなければならず、それは同時に制作費の高さに繋がります。

しかし、私は個人でパラパラ漫画制作を行っているため、人件費をはじめ制作体制維持にかかるコストが非常に少なく済みます。その分を制作費の値段に反映し、パラパラ漫画の注文のハードルを下げることを可能にしています。

工夫②:過剰スペックのアニメーション制作を避けているから

絵をはじめとする創作物は、クオリティを向上させようとしたら、際限なく取り組むことが出来てしまいます。パラパラ漫画に関して言えば、1秒あたりの『コマ数』、『動画の時間数』、『着色のバリエーション』などが作品の仕上がりに大きく関わってくるポイントとなります。一般的に制作費が高くなるパターンについて簡単にみていきます。例えば『コマ数』については、1秒あたりのコマ数を増やせば増やすほど、アニメーションの動きは滑らかになり、見栄えも良いのが事実です。例えば1秒あたりのコマ数(原稿枚数)を3枚から4枚へと1枚だけ増やし、5分尺の動画を制作した場合、合計原稿枚数は900枚から1200枚へと増加し、その差はなんと300枚となります。滑らかさを追求するためコマ数を増やすと制作費が高くなります。

『動画の時間数』は、長尺になるほど込められるメッセージの多さやストーリーに厚さを持たせられる反面、原稿作成や編集作業工程が長くなるので、制作費が高くなります。『着色のバリエーション』も使用する種類を増やすほど視覚から入る映像に鮮やかさや世界観を付加できますが、作成工程が複雑なものになるので、制作費が高くなります。私のパラパラ漫画制作の方針として、これらの作品におけるスペックを抑えて作ることを心掛けているため、届けたいメッセージに対して過剰スペックになることが無く、制作費削減に繋げています。

工夫③:完成後の修正費用が少ないから

パラパラ漫画を制作する上で最も大きなポイントとなるのが『ストーリー』です。視聴者がパラパラ漫画を観終わった後、お客様が発信したいメッセージが伝わることが重要であり、それを可能にするのが『話の筋=ストーリー』です。ストーリーはご希望詳細をヒアリング後、絵コンテを作成し、それをもとにお客様とストーリーを確定させていきます。

私が運営するパラパラ漫画制作所では、お客様の意見のもと絵コンテに修正を重ねる工程に多くの時間をかけるようにしています。この取り組みによって、パラパラ漫画完成後にアニメーションの修正が発生したのは全体の1割程となっており、余分な修正工程によるコストがかからない流れとなっています。お客様の理想とギャップが少ないストーリーづくりをすることで、メッセージをより正確に視聴者へと発信することが出来ます。

動画による情報発信は現代のトレンド!

いかかでしたでしょうか。以上の内容がパラパラ漫画の制作費削減の工夫となります。特に企業活動をサポートする私が感じることは、現在ではYouTubeやSNS等、一企業が自身のメディアを持ち、情報を発信していくことで顧客を獲得する時代でもあります。その中で『動画』は最も情報量を多く発信できるツールであり、マーケティングにおける『動画』の重要度はかなり高いものだと言えます。動画が使える場所が増えたということは、発信する側の動画のバリエーションも必要となり、『視聴者の心を動かすことが出来るパラパラ漫画』は一つの有効なバリエーションとなります。動画としてパラパラ漫画を使用される頻度はそれほど高いものではないので、他社との差を付けられる手段として是非『パラパラ漫画』のご使用をお勧めします。

パラパラ漫画制作を運営する私自身も、お客様が購入の際に感じるハードルを少しでも下げられるよう、コスト面・技術面の改良を続けていこうと考えています。


パラパラ漫画制作所ではビジネスで使用できるパラパラ漫画の制作を行っています。
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