今回は紙を自分で用意し、100均商品を使ってトレースしながら作るパラパラ漫画について紹介しようと思います!(トレースについては後ほど詳しく説明するので安心してください)

動画でも紹介していますので、実際に作る様子を是非、ご覧ください!

まず準備する物は、紙、クリップ、透明クリップボード、スマホです。

今回用意した紙は家にあった「コピー用紙」を切ったものなのですが、特に決まりはありません。家にあるメモ帳や100均一で売っている単語帳カードも紙として使えると思います。大きさも特に決まっているわけではないのですが、サイズは縦4cm、横10cmとしました。今まで色々と試しましたが、このサイズが一番めくり易いと思いました。今回は60枚くらい用意しました。

コピー用紙を切った紙(縦4cm横10cm)
(コピー用紙を切った紙:縦4cm横10cm)

私は裁断機を使って切りましたが、ハサミで切っても問題ありません。ただ紙を切るときに1つポイントがありまして、パラパラとめくる側の紙は、なるべく綺麗に切れているのが理想です。めくる時に紙の端がギザギザしたり、長さがバラバラだと上手くパラパラとめくれないことがあるので、その点だけ注意してください。

クリップ(100均で購入)は、絵を描いた紙を挟むために使用します。しっかりと束ねることができれば輪ゴムでもOKです。

透明クリップボードとスマホは絵をトレースするときに使います。

トレースとは原画を光などで透かし、なぞって描き写すことで、パラパラ漫画では一つ前に描いた絵を見ながら描いていくので、このトレースという方法を使いながら描いていきます。

ボードの下にスマホのライトを当てて、描いた絵を透かすことができるので、これを使って絵を描き進めていきます。パラパラ漫画を描くためだけにトレース台を買うのは勿体ないという人にオススメで、クリップボードはダイソーで買うことができます。光が強すぎる場合は、ティッシュを被せて、光の強さを調節してください。

それでは、実際に描いていきます。今回は「ボールを投げたら、爆弾になって戻って来たパラパラ漫画」を描いてみます。

光で下の絵が透けている様子
(光で下の絵が透けている様子)
少し動かす絵
(少し動かした絵)

一枚描いたら、その上に次の紙を載せて、少しずつ動かして描いていきます。とにかく最後まで描き切ることが大切で、一枚一枚を綺麗に描く必要はありません。あとはこれをひたすら繰り返していきます。

完成しました!枚数は55枚、制作時間は1時間20分でした。早速パラパラしてみると、上手く動いているので、成功です!今回は簡単な絵なので、トレースをした効果がわかりにくいですが、もっと複雑な絵のパラパラ漫画を作るときにより綺麗に仕上がります。

もう少しレベルアップしたものを描きたい人は、人を登場させたり、動物を登場させてみると更に楽しさがアップしますので、是非チャレンジしてみてください。

パラパラ漫画制作所では紙に描くパラパラ漫画・デジタルで描くパラパラ漫画、モノクロ・カラーに対応しております。パラパラ漫画を広告・PR動画として使用したい場合はお気軽にご相談ください。